海外移住と文化の交流センター(1年生・環境デザイン基礎演習Ⅱ:花田班)

私たちは11月14日に、兵庫県中央区にある海外移住と文化の交流センターに行ってきました!!

外観

1928年に開設された海外移住と文化の交流センター(当時の名称:国立移民収容所)は1971年に閉鎖されるまで、日本における海外移住の墓地として、南米を中心に多くの移住者を海外に送り出した建物です。築80年で古い建物でありますが、当時の面影を残しつつリノベーションされて築80年とは思えないくらい綺麗になっていました。

館内施設は3つの空間で構成されていました。

○希望と未知への船出の広場(移住ミュージアム)

○多文化との共生の広場(在住外国人支援)

○芸術を生かした創生の広場(国際芸術交流)

内観1

希望と未知への船出の広場では移住について学べました。年表や当時海外移住のために持っていった工具など多くの展示品が飾られていました。当時の市民の苦悩がひしひしと伝わってくるようでした。

内観2多文化との共生の広場では、在住の外国人に対して支援を行っていました。日本語教室が開かれ小中学生が勉強をし、日本について学んでいる様子を見ることができました。私たちが特に目をひかれたのが、左図の写真のように日本の文化を学ぶだけでなく(直接お話を聞いたわけではないので詳細は分かりませんが)、自分たちの生まれた国の文化について交流をしていた点です。どれもその国の童話をモチーフにした写真のようで、とてもおもしろかったです!

内観3内観5

芸術を生かした創生の広場はオープンアトリエになっていて、芸術家の方が普段している作業風景を自由に見学することができます。なにもない室内を芸術家の方が自分らしくリメイクしていて個性が出ていました。

 今回の講義は見学者が少なかったということもあり細部まで学ぶことが出来、天候には恵まれなかったのですが、また行きたいと思えるような見学会でした。

様々な貴重な体験が出来とてもよかったです。

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