1月27日(金)に、吉武記念ホールで卒業制作選抜者発表会が開催されました。
卒業制作の提出作品の中から優秀作として9点が選抜され、それぞれの作者が学長賞を目指してプレゼンテーションを行いました。
今年度は学科教員10名に竹原義二客員教授も審査に加わり、例年にもまして白熱した議論が展開されました。
厳正な審査の結果、最優秀作品には籠池七美さんの「URBAN TINYHOUSE -都市と共生するタイニーハウス生活-」が、そして第二位は森川明花さん、第三位は丸山大輔さん、さらに竹原義二賞には酒井彩華さんが選ばれました。
籠池さんは前期の卒業論文で、多様化する現代人の生き方や価値観と極小住居・タイニーハウス(Tiny House)の関わりについて論考し、後期の卒業制作でもこのテーマを継承しました。密集市街地にみられる「活用されていない街の隙間」にタイニーハウスを挿入させることで、人々の新たな繋がりを生み出し、活気の失われた地域を賑わいや潤いに満ちた街へと変化させる提案でした。稀に見る小さな住居が、街にも変化を促す大きな可能性を持っていることを力強く提案してくれました。
そして今年度の卒業研究を通じた各賞の受賞者は、以下のように決定しました。
みなさん、おめでとうございました!
■学長賞
籠池 七美(制作)
「URBAN TINYHOUSE -都市と共生するタイニーハウス生活-」
■環境デザイン学科賞
山岡 里寧(論文)
「徳島県名東郡佐那河内村における移住者の実態と地域づくりに関する研究」
■奨励賞(制作)
丸山 大輔
酒井 彩華
恒藤 温人
松久 結衣
森川 明花
吉岡 静句
河田 裕夢
鍾 詩珂
■奨励賞(論文)
丸山 大輔
奥田 真帆
加児 咲希
恒藤 温人
吉岡 静句
河田 裕夢
向井 詩織
吉野 陽菜