丸山 大輔 – しゃえんじりのある暮らし

2022年度卒業制作
奨励賞

「しゃえんじり」は、四万十地域の方言で、住居に付属する自給自足のための野菜畑を意味する。

計画地は神戸市の学園都市と伊川谷が切り替わる地点「移行帯」にある。移行帯は斜面でできており、この高低差によって地域が分けられている。高低差のある地形と、交通軸の違いから、繋がりが希薄な両地域だが、都市の良さと農村の良さの双方を享受できる可能性があると考えた。

そこで、移行帯の斜面地に、都市の利便性と農村の助け合いの両方が得られる「しゃえんじりのある暮らし」を提案する。

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