4年 恒藤温人が建築新人戦で選奨されました

音は空間にある一体感をつくり人と人、空間をつなげまちに新たなリズムを生み出す。音は一瞬の響きであるが、音と音との重ね合わせは音色となりその響きは訪れた人々の心を一体化させ同時に全ての空間を一つにすることができるだろう。

屋内広場の客席の外側にホワイエ空間が広がりそれがライブラリーやギャラリー、カフェとなる。本来であれば閉鎖される時間も、利用者へ自由に解放することでホールの有効的稼働率と新たな人々の交流の場を促すことができると考えた。

今回全国の1000人を超える応募者の中から100選に選出していただけたことに大変嬉しく思います。展示会場では選ばれたさまざまな作品が並ぶ中で自分の作品を見つけたとき、周りの作品の力強さに小さく埋もれ、瞬間的な見た目の迫力のなさや計画上の表現力の弱さ、プレゼンボードのまとめ方のレベルの低さを身に染みて感じ、反省べき部分が多く見つかりました。この機会に満足せずここをスタートとして捉え、未熟な部分を成長の余白と考え、これから建築の分野にとどまらずさまざまな分野において考える機会を増やし努力し続けたいと考えています。

 改めて今回出場できる機会を設けてくださった方や応援してくださった方々に感謝いたします。ありがとうございました。

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