鈴木 萌 – コドモの居場所

2021年度卒業制作
奨励賞

 現代の子どもの遊び場空間は縮小し、子どもは遊びに対して消極的になっている。街中の子どもの笑い声は減り、公園では子どもが必死に液晶画面を見ている。会話がなく、汗もかかず、怪我もしない。遊びから身体性や創造性が失われている。

 そこで、子どもの生育環境としての遊び空間について考えた。目的や気分によって好きな場所を選択する。子どもの遊び方によって日々そこかしこに新しい遊び場が発見されていくような、現代の子どもの居場所を提案した。

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