総合プロジェクト「台湾と日本の学術交流」後期活動報告

2023年度4月から「台湾と日本の学術交流」をテーマに開始した1年間の総合プロジェクト科目が、無事に修了しました。
(環境デザイン学科から、川田 愛さん(3年)、Billianto Oliviaさん(3年)、岡野 希音さん(2年)が参加)

後期授業では、前期の現地調査で明らかになった疑問点や関心点、改善点をふまえ、調査地と詳細な調査内容を再設定しました。日台混合の5グループを構成し、2月1日~2月5日は台湾、2月18日~20日は関西で調査を実施しました。

2月21日は、本学で最終発表会を行いました。自分たちで設定したテーマについて考察を行い、全4回の現地調査で得た情報や資料から成果を発表し、最終成果物としてポスターや作品の展示も行いました。来賓の先生方からは、コミュニケーションの難しさなどを乗り越えて、形のある成果を出せたことについて高い評価をいただきました。

本学と樹徳科技大学の学部生各10名が参加し、多くの学生が言語の壁、チームワークの壁にぶつかるという経験をしました。しかし、交流後のアンケートでは、「自分からコミュニケーションをとるように心掛けた」、「相手に伝わりやすいように表現方法を工夫した」など、異文化コミュニケーションに前向きに取り組めたという回答が多くありました。

また、今後必要になる研究調査の方法について、テーマ設定、調査方法、調査地の選び方、調査のまとめ方など、学部生には難しい点もありましたが、学びの多いプロジェクトとなりました。

本学で行われた最終発表会より


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