小玉祐一郎教授が「第31回国際PLEA会議」で、最優秀論文賞を受賞

 本学の小玉教授の論文が 最優秀論文賞「PLEA2015 BEST PAPER AWARD」に選ばれました。
 「第31回国際PLEA (Passive and Low Energy Architecture) 会議」は、イタリアの都市ボローニャのエンツォ王宮にて2015年9月9日に開催されました。official site: http://www.plea2015.it/)この会議は1982年以来、ほぼ毎年開催されているもので、今回の会議のテーマは『Architecture in (R)Evolution』「建築の進化・革命」と題され、世界51ヵ国から300人が参加し、3日間で292編の論文と実施プロジェクトの報告ポスターが発表されました。
 受賞した小玉教授グループの論文タイトルは「パッシブタウン黒部モデル -黒部における持続可能なコミュニティプロジェクト」で、現在富山県2黒部市に建設中の集合住宅計画のデザインコンセプトと導入されたローエネルギー戦略について書かれたものです。表彰は、2015年9月11日の閉会式で行われ、最優秀論文賞を受賞した論文はこの1編だけでした。選考理由として、社会的/経済的/環境的な要求に対して、それに応答するための明確なデザインアプローチが示されていること、さまざまな個別手法・技術が十分に分析検討され、その結果がすぐれたデザインとして統合されていることが述べられました。PLEA2015会議のテーマである”Architecture in (R)Evolution”にふさわしい内容であり、パッシブ&ローエネルギー建築の優れた事例として評価されました。

 表彰委員会は、建築家、技術家、研究者によって構成され、メンバーは、Mario Cucinella,Simos Yannas,Paula Cadima,Heide Schuster,Brian Ford,Denise Duarte 、Giulia Pentella でした。

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